介護の専門学校って忙しいの?

「介護の専門学校って大変そうで心配」という方に向けて、介護系専門学校で学べることや、実際のスケジュールを紹介していきたいと思います。

介護の専門学校では、介護福祉士の国家資格を取得するために学習していくことが基本になりますが、国家試験対策の勉強ばかりをしていくわけではありません。
基本的な介護や福祉の知識を学習するのと合わせて、より実践的な実習も行っていきます。実習は長期休みを利用して行われることもあり、マイペースでのんびり学習したいという方にとっては忙しく感じるかもしれません。
また、介護福祉士だけでなくレクリエーションインストラクターの資格も取得する場合には、より多くの学習時間が必要になります。

学習スケジュールと就職活動

2年制の介護の専門学校では、1年次に基礎的な学習から開始して、後期には実習まで行います。2年次は資格の勉強や実習と合わせて、就職活動もしなければなりません。
1年次は慣れない実習と勉強で覚えることが多くて忙しく、2年次は勉強と就職活動で忙しくなります。
実習では、提携している介護施設などで実際に働きます。座学では絶対に理解できない実学を学習していきます。高齢の方と接しなれていない学生は戸惑ってしまうこともありますが、繰り返すうちに自然と慣れてくるので安心してください。

勉強や実習の忙しさについては取得したい資格の数や学校、本人の感じ方によって違うので、何とも言えないところではありますが、夜も眠れないほど忙しいということは無いはずです。
実際の仕事現場の方が、学生よりもずっと忙しく感じるので、介護福祉士として働き出せば、「専門学校では、のんびりしてたなぁ」と思う時がくるかもしれません。

アルバイトはできるの?

専門学校への進学を検討している方の中には、学費の心配を抱えている人もいるでしょう。学費はアルバイトをしながら払おうと考えている人もいるかもしれません。結論を言えば、専門学校に通いながらでもアルバイトは出来ます。多くの学生がアルバイトをしながら専門学校に通っています。ただし、実習先によっては実習期間中のアルバイトを禁止しているところもあるので、その場合はアルバイト先にシフトを調整してもらう必要があります。
専門学生のなかには、アルバイトで学費を稼ぎながら介護福祉士を目指して勉強している方もいますが、介護や福祉と関係の無いアルバイトをしながら専門学校に通っている学生は少なく、多くの学生は専門学校から紹介された介護施設などのアルバイト先に通っています。
これは、学校に紹介してもらえることで安心して働けること、学校との連携が出来ているので、施設側も学校での学習に理解があり、勉強との両立がしやすいことなどのメリットが大きいからです。
学生によっては、専門学校から紹介されたアルバイト先でそのまま就職してしまう方もいます。

まずは情報収集で不安を解消しよう

事前の情報も何も無い状態ではどんな専門学校かは分かりませんし、実際に学校に行って、授業や実習の風景を見てみないことには不安はなかなか解消されません。
専門学校では、事前に資料を取り寄せることができるので、資料をじっくりと読んで、各学校のカリキュラムや実習について確認をしてみてください。
その上で興味を持った学校のオープンキャンパスに行って、見て、入学前に不安は解消させておきましょう。
不安や心配事はそのままにしておいても解消されません。
まずは資料請求で学校の情報を手に入れましょう。

 

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